【2023年】留学生が選ぶ人気国・都市ランキングTOP10!
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公開 : 2022.06.15
更新 : 2023.06.19
こども教育宝仙大学ではじまった「オーストラリア保育留学制度」。日本の保育士資格と幼稚園教諭第一種免許状に加え、オーストラリアのCertificateⅢも取得できます。
およそ90年にわたり保育者養成に携わってきたこども教育宝仙大学は、2014年からオーストラリア短期保育留学を実施してきました。その現地ネットワークと教育ノウハウを駆使して実現したのが、オーストラリア・ゴールドコーストでの長期留学プログラム「オーストラリア保育留学制度」です。
プログラムに参加する学生は、4年間の在学中にオーストラリアでも学び、国内の幼稚園教諭Ⅰ種免許状と保育士資格に加え、オーストラリアの保育士資格CertificateⅢと、国内外で3つの免許・資格の取得を目指します。
CertificateⅢは、オーストラリアのチャイルドケアセンター(保育園)などで働く際に必須となる資格。この資格を取得すると、チャイルドケアセンターでアシスタント保育士としてクラスを受け持つことができます。また、オーストラリア保育留学の授業料は大学4年次の学費が充当され、さらに留学をしても4年間で卒業できるよう単位修得の仕組みが整えられています。
まず、1年次から3年次に国内で保育に関する授業及び実習やオーストラリアや多文化共生の知識も身につけていきます。3年次より留学予定者専門ゼミナールに属し、留学に向けてしっかりと準備をします。英語学習はもちろんのこと、世界中で知られている絵本のペープサートを作成したり、読み聞かせの練習をしたり、現地の保育園実習ですぐに活かせるものを用意していきます。
オーストラリアへ留学するのは、3年次の2月から4年次の12月にかけ11ヵ月ほど。まず15週間の語学研修を受け、英語力を伸ばします。その後、現地の保育園で週に2回実習を交えた保育専門コースを28週間受講します。
4年次を留学に充てるため、国内での資格取得や就職活動を心配する人もいるでしょう。しかし、参加者は3年次までに全ての実習を修了するため、資格取得に影響が出ることはありません。また、就職活動にも支障が出ないように教職員がていねいにサポートしてくれます。また、長期の留学は考えていないが、海外保育を体験してみたいという学生のためにオーストラリアで短期留学プログラムも行われています。
参加者全員が保育実習と教育実習を修了してからオーストラリアへ旅立つため、子どもたちとの接し方の基本的スキルが身についています。子どもの発達の理解や援助方法の知識など、実習から得た経験が、オーストラリアでも役に立つことは間違いありません。
日本とオーストラリア両方の保育実習を経験することで、視野を広げてもらいたいという目的もあります。多文化主義で個を尊重するのがオーストラリアの教育文化。子どもも活動を選ぶ権利があるなど、小さいうちから個を尊重する環境が当たり前になっているのです。このような多様性あふれる保育現場で経験を積み、さまざまな価値観に触れることは、今後の保育観に大きな影響を与えるでしょう。
2023年2月、保育留学第一期生がオーストラリアへ旅立ちました。留学予定者専門ゼミを担当する専任講師の松﨑真実先生は、こう語ります。
「英語研修は、午前は一般的な英語プログラム、午後は本校だけの特別プログラムを受講します。各自のレベルによってクラス分けされるため、会話や文法など個人の得意不得意を伸ばしたり補ったりしてくれます。それと同時に私のゼミもオンラインで行われ、月に1回個別面談、月に1回ゼミ生全員で集まり意見交換などで学びを深めます。そのほか月2回英語と日本語でレポートの提出をしてもらうなど、日本からもしっかりサポートしていきます。」
海外での保育経験は、インターナショナルプリスクールや外国籍の子どもが多い地域の保育園・幼稚園など、幅広い職場で役立つだけでなく、オーストラリアなど海外で保育者として働くという選択肢も持てるようになるでしょう。
11ヵ月の留学期間に規定のコースを修了すると保育専門学校卒業レベルにあたるCertificateⅢの資格を取得可能。これは、オーストラリアで保育補助の仕事に就ける資格です。
4年次の長期留学に向け、通常4年次の必修科目や保育実習と教育実習を3年次までに修了できるカリキュラムを設計。留学中からオンラインで就職サポートも実施します。
語学学校+保育コースの授業料は、大学4年次の学費を充当するため、負担が生じません。このため渡航費、現地生活費は別途かかりますが、他の学生と同じ学費で3つの資格取得と英語力習得が可能になります(募集予定10名)。
幼児教育・保育・児童福祉に関する基礎・基本を学びます。幼稚園、児童養護施設等での観察学習も行います。
隣接する宝仙学園幼稚園での体験学習や保育所見学を経て、2週間の「保育実習Ⅰ(保育所)」に行きます。
「教育実習(幼)」、「保育実習Ⅰ(施設)」、「保育実習ⅡかⅢ(保育所 or 施設)」に行き、免許取得のための実習を終えます。
2月に渡豪し、語学研修(15週間)を受講します。語学研修終了後は、現地の保育園実習(160時間)を交えた保育専門コースを28週間受講。留学中は、オンラインによる卒論指導があります。4年次の12月に帰国し、卒論を完成させます。
「留学したから気づけたこと」 こども教育宝仙大学 4年生 恵菊池 梨奈さん |
英語を話す時、言葉が詰まったり、緊張したりすることがありますが、ブラジル人の友達が「恥ずかしがらないで」「英語を話すことを怖がらないで」と言ってくれます。大切なのは恥ずかしがらずに挑戦し続けること。友人の言葉は私のモチベーションになっています。
さまざまな国の友人たちとお互いの伝統や文化について話すのですが、このような会話が「英語を勉強するだけが留学ではない」と改めて気づきます。多様な国や文化に触れることで国際的な価値観もさらに強まると感じました。
「何よりも大切なのは理解しようとする姿勢」 こども教育宝仙大学 4年生 源川珠里さん |
オーストラリアは移民が多く、フランスやブラジル、アジア圏の子どももおり、日本人の私に対しても違和感を持たずに接してくれました。
英語が話せないとコミュニケーションを取ることは難しいと思っていましたが、根本にある子どもの姿は日本と変わらないことに気付き、遊び、音や表情、仕草(動き)によるコミュニケーションを通して子ども・保護者・職員と関わることができました。文化の違いや言語の壁ではなく、自身が理解しようとする姿勢が何よりも大切だと学びました。
■学校WEBサイト:http://hosen.ac.jp
■こども教育宝仙大学
■住所:東京都中野区中央2-33-26
■TEL:03-3365-0267