海外研修企画は外注する時代!
海外研修と聞くとハイレベルに聞こえてしまいます。それこそまだまだ海外研修を学内で取り入れていない学校もある現状ですから、仕方がありません。
若いからこそ海外に行くべき!
私は今の日本人(もっと言うと中高大学生くらいの若人たち)は海外へ目を向けたほうが良いと切に思っています。そして大人がそれを支援する体制をいち早くとるべきだと考えています。これからの社会を担う若い世代だからこそ、世界が広く、さまざまな人々が関係しあって構成されている社会の上に自分が生きているということを感じてほしいからです。
餅は餅屋が最適!
そんな状況の日本だからこそ、学校は教育のために海外研修を計画しています(そうと信じています!)。ただこれは本来の業務とは少し異なるものだと感じる方もいることでしょう。だからこそ外注すべきなのではないでしょうか。
「餅は餅屋」とはよく言ったもので、私たちのようなエージェントは海外研修のメニューを豊富に取り揃えていますし、また新しい研修などについては実際に実施して研修の学びの深さや参加生徒の様子、関係教員や保護者からのフィードバックは喉から手が出るほど欲しい情報だったりします。業者への声がけは、そのくらいウェルカムなのです!そのため学校には多くの業者へ声をかけてさまざまな研修を実施してほしいと思います。
3:7の協力関係
個人的な意見として、研修企画の理想は「教員:業者=3:7」の割合負担です。
教員の「3」は、打ち合わせのお時間をいただき学校としての研修の趣旨や内容の希望をいただくこと、学内で学生に声をかけてもらうことです。その他の研修の雛形企画、現地との交渉、(募集)説明会などは業者のほうで負担をします。
特に当社のようにそれぞれの学校の希望を取り入れたオンデマンドの企画をするような業者においては、学校としての要望を盛り込みやすいためおすすめです。また、一度営業担当がつけば新しい研修の提案やそのほかの海外情報なども入手しやすくなりますので、時間がとられること以外は悪いことはないと思います。
私個人は少しおしゃべりですが、個人的に気になった研修や、学校様に合っていると感じた研修などをお話しするようにしています。コンサルティングのようなこともさせていただけますので、少しお時間を頂戴できるようでしたらまずはお声がけください。教育的かつ面白い研修をご案内差し上げます。
今回のコラム担当
法人部 学校研修担当 R.H.
【Profile】
学生時代に経験したアメリカへの長期留学に加え、社会人でのニュージーランドでのワーキングホリデーの経験を持つ。前職の法人営業の経験と、海外での就労や活動経験を活かしながら、学校への研修の企画提案を行っている。
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