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中学生・高校生の夏休み留学|おすすめの理由、留学先の選び方、Q&A

# 短期留学

# 中高生

公開 : 2020.03.16

更新 : 2023.06.12

「外国人の友達を作りたい」「英語がもっとうまく話せるようになりたい」「将来大学留学したいから、その準備に」と、中学・高校時代の夏休みを利用して約1週間から行ける短期留学をしてみませんか。

2020年以降、英語教育は転換期を迎え、今の高校生が社会に出ていく頃には、「英語でコミュニケーションできるのは当たり前」の時代となっているかも知れません。日本を飛び出して外国や異文化を実際に見て知ることで大きく成長し、そんな将来にもきっと生きる経験ができるでしょう。

今回は、そんな次世代を担う中高生の夏休み留学について考えてみたいと思います。

中高生対象|2023年夏休み団体語学研修「グループツアー」

※2023年の夏休みに行けるグループツアーは、募集受付を終了しました。

グループツアーとは?

あらかじめ、目的地や日程、通学先とプログラム、滞在先、移動手段、観光などの行程、料金、定員などが決められており、団体で留学すること。体験内容は、中高生対象ツアーの場合、語学学校や中学・高校の授業参加と、著名な観光地の見学、留学先の国・地域の文化学習が組み合わされていることが多く、限られた日数で効率よくさまざまな体験ができます。

グループツアーの費用目安

留学ジャーナルが企画・募集する、2023年夏休み留学グループツアーは、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、韓国の6ヵ国11コースの多彩なラインアップ。期間や内容、ツアー料金もさまざまです。参考に下記で紹介する費用例は、一番安いツアーと一番高いツアーの料金で、あくまでも一例となります。

2023年夏休み留学グループツアー(費用目安の一例)
韓国・江南

14日間 510,000円
アメリカ・サンフランシスコ

15日間 710,000円

高校生対象|2023年夏休み個人で行く「短期留学」

短期留学とは?

海外の学校の語学コースなどに個人で参加し留学する方法のこと。個人で行く短期留学の場合は、滞在時期や期間、留学したい国や都市、通う学校、受講プログラム、滞在方法などをある程度自分で決められるため、個々人の留学イメージに近いプランを作ることができます。

また現地での時間の使い方も自由度が高く、学校の授業実施時間や滞在先の門限などに配慮する必要はありますが、放課後や週末に「誰と、どこで、何をするか」の判断は基本的に留学する本人に委ねられます。

高校生の短期留学の費用目安

費用は、留学する国や都市、期間、通う学校、受講コースなどによって異なりますが、1~4週間だと学費+滞在費で約10~50万円ほどかかるのが一般的です。別途、航空運賃や海外留学保険料、現地での交通費やおこづかい等が必要となります。

高校生におすすめの個人で行く短期留学先

CISS Vancouver 対象:15歳~17歳(高校生)
グローバル・イングリッシュスキルを身に付けよう!
>CISS、バンクーバー校
2週間(週20時間&アクティビティ+学校寮)548,000円~
Wimbledon School of English 対象:16歳~18歳(高校生)
ティーンエージャーの初めての留学でも安心なアットホームな学校
>ウィンブルドン スクール オブ イングリッシュ
1週間(週24レッスン+ホームステイ)277,000円~

>>【高校生対象】2023年7~12月の短期留学コース一覧はこちら

中高生の夏休み留学がオススメな理由5つ

日常生活に必要な文法と単語を学んでいて、かつ、新しい知識や刺激を吸収する力が十分にある高校生は、「語学力を上げるための留学」をするのにベストな時期といえます。なかでもベストタイミングといえば断然「夏休み」です。ここではその理由について解説します。

理由1:1週間~2ヵ月の間で期間を選べる

夏休みは学校が休みなので日程の調整がしやすく、1週間という超短期で"お試し的"にも行けるし、夏休み期間中フルで留学して「集中的に英語力を伸ばす」という目的で行くこともできます。高校3年生の夏休みとなると、卒業後の進路を見据えた準備を始める時期になるので、高校1、2年生の夏休みが特に狙い目です。

理由2:さまざまな国の人と交流することができる

夏休みは世界中の多くの学生が留学に挑戦する時期です。サマーキャンプなど、ジュニア向け特別プログラムも多く開催されます。アクティビティや観光が含まれているものも多く、初めての海外生活も楽しく過ごせます。

卒業後の進路として考えている大学の「進学準備プログラム」に参加する高校生も多数いるので、いろんな国の同世代の学生と交流する絶好のチャンスとなります。語学力アップとともに、世界中に友達を作りたい人におすすめです。現地でできた友人と帰国後もSNSやメールを通して交流を続けられれば、英語を学ぶモチベーションにもつながるし、さまざまな刺激を受けることで視野が広がるはずです。

理由3:自分の英語力を試すことができる

日本では英語を使うのは授業中に限られ、日常生活で使うチャンスがほとんどないのが現状です。留学は、日常生活から英語を使わざる得ない状況に置かれるので、自分の英語力を試すよい機会になるでしょう。

いきなり長期で留学するのはハードルが高いですが、まずは夏休みという短期間でお試し的に行ってみることをおすすめします。そこで、もし英語にますます興味を持ち始めたら、帰国後、猛勉強しようとエンジンがかかるかもしれません。そして、高校卒業後の進路として海外の大学や専門学校を選択肢として考えてもいいでしょう。自分の今の実力を試すことで、その先の進路がみえてくるはずです。

理由4:外国で異文化を体験することができる

英語と同様、日本にいると異文化を体験することはなかなかできません。学生時代に一度海外での生活を体験することで、日本と海外の文化や習慣、考え方の違いを知り、互いを尊重する心や国際感覚、協調性などが養われるはずです。国や文化の違いを超えたコミュニケーションの楽しさを実感し、帰国後、英語をもっと勉強したいという思いも生まれるでしょう。

理由5:気候の良い海外で学ぶことができる

猛暑の夏休みとなる日本を飛び出して、気候の良い国で勉強に集中することができます。アメリカやカナダ、イギリスなど北半球の国は同じ夏ですが、日本と比較すると気温も湿度も低く、過ごしやすいでしょう。一方、オーストラリアやニュージーランドのような南半球の国に留学すると、季節が日本と反対の冬となります。冷え込みの少ない都市を選べば、十分快適に過ごせるでしょう。

留学先はどうやって選べばいい?

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高校生の夏休み留学を受け入れている国や学校は多数あります。その中からどのように留学先を選べばいいのでしょうか?ここでは高校生が留学する国や学校を選ぶ際に確認したほうがいいポイントを紹介します。

(1)留学する国

まず、「留学する国」について考えてみましょう。
一番の理想は、自分が興味のあるカルチャーや歴史を持つ国に留学することです。好きなアーティストがいる国や好きなスポーツが盛んな国、興味のある社会問題や環境問題について最先端の知見と技術を持つ国など、自分が興味・関心のある分野において進んでいる国を選ぶとよいでしょう。地域も、行ってみたい観光地やスポーツ競技場があるエリアを選べば楽しみながら英語を学ぶことができます。

1~2週間程度の超短期で行く場合は、行きたい国にこだわりすぎるよりも、留学プログラムの内容などで選ぶのがおすすめです。サマーキャンプやジュニアプログラムなど、勉強もアクティビティも充実したプログラムもたくさんあるので、行きたいプログラムを探してみましょう。

夏休み留学におすすめの国

アメリカ
留学先として人気が高い国なのでさまざまな国の友人ができます。英語の勉強だけでなく、放課後の観光や芸術鑑賞など、自分が興味のあるイベントにも参加できるでしょう。大学の寮などを使って行うサマーキャンプもおすすめ。

カナダ
多国籍国家で、政府が移民してきた人への英語教育を徹底しているため、語学学校の数が多くクオリティが高いのがカナダの特徴です。治安面でも、高校生に選ばれやすい留学先です。バンクーバーやトロントなどは、公共交通機関で移動もしやすく、夏は気候が良いのでお勧め。

イギリス
英語教育の歴史が長いイギリスの語学学校は、授業の質が良く、ヨーロッパ各地からの留学生が多いので、さまざまな国の友人を作りたいという人におすすめです。高校生にはケンブリッジなどの学園都市やロンドン郊外で勉強するのがおすすめ。

オーストラリア
時差が少なく直行便が飛んでいる都市も多いので日本から留学しやすい国のひとつです。観光地が多く、自然やユニークな動物との触れ合いも魅力です。親日家も多く、初めての留学にもおすすめ。

ニュージーランド
自然の美しい島国で、治安もよいため、高校生にも人気の留学先です。郊外にホームステイすると、羊を飼っていることも。のびのび学べる環境です。

(2)学校、プログラム選び

高校生の夏休み留学プログラムには、アクティビティが充実したもの、ホームステイや寮など滞在もセットになったプログラムが多くあります。自分の留学の目的に合う学校を選ぶためには、まずは自分の留学の目的をはっきりさせるところから始めましょう。

(3)滞在先選び

「滞在先」選びも大切なポイントです。
現地の一般家庭に泊まる「ホームステイ」は、その国の日常生活を体験したい人やその国の文化や習慣を肌で感じたい人、生の英語に触れながら海外生活をしてみたい人におすすめです。

一方、学校が所有する「寮」に滞在するタイプだと、日中の勉強やアクティビティを含め寝食も共にするため、同世代の学生と交流をより深めることができます。「ホームステイ」にするか「寮」にするかで学べることが異なるため、自分が留学を通してどんな体験をしたいかを明確にしておきましょう。

有意義な夏休み留学をするためのコツ

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留学先が決まったら、留学での成果を最大限にするための準備をします。有意義な留学にするためのコツは2つ。ひとつ目は「留学前の準備」をしっかりすること、ふたつ目は「留学中の心構え」をしっかり持つことです。

留学前の準備

留学する目的、目標を決める

事前に、留学する目的・目標を明確にしておくと、上記で述べた通り留学先を決めるのがスムーズになります。「語学力をアップさせたい」というような漠然とした目標ではなく、「外国人の友人を10人作る」、「英検で〇級に合格する」というように、より具体的にしておくことで留学後の成果(効果)を確認しやすくなり、帰国後の次の目標を立てやすくなります。

英語を勉強しておく

留学前にすることで実は一番大切なのが、英語の準備です。事前に英語を少しでも勉強しておくことで、現地で友達ができやすくなり、英語の授業での学びも多くなります。スタート地点が違えばおのずとゴールのレベルも異なってくるものです。留学すると決めたら、出発までの時間を有効に使って自己紹介や簡単な質問の方法などを練習しておくことをおすすめします。

日本について調べておく

「異文化を体験しにいく」ことを留学の目的とする人が多いと思いますが、「異文化を知る」には、まず自国の文化を知っておかないことには、違いに気づくことができません。日本の地理や歴史、習慣、伝統文化、最近のトレンドなど一般常識程度は説明できるようにしておくとよいでしょう。そうすれば、クラスメイトやホストファミリーとの会話で質問されても困らないし、これらの話題でコミュニケーションの幅が広がりより仲良くなれるはずです。

留学先の国について調べる

上記同様、コミュニケーションを深めるためには話題を豊富にしておく必要があります。特に留学する国やエリアについて少なからず知識があれば、ホストファミリーや学校の先生も自分との会話が弾み、英会話の練習になります。英語はあくまでもコミュニケーションのツールです。コミュニケーションの内容を膨らませる知識の蓄えをしておくことが大切です。

留学中の心構え

常に英語を話すように意識する

夏休みは留学する人が増える時期です。日本からも大勢の学生が留学するため、人気の都市や学校では多くの日本人のクラスメイトと一緒になることもあります。つい、日本人とは日本語で話をしたくなりますが、英語漬けの生活は日本ではできません。このことを肝に銘じて、限られた大切な時間を無駄にしないように過ごしましょう。

日本人といきなり英語で話すのは気恥ずかしいのなら、最初に自分のスタンスを相手に伝え、「お互いのために英語で話すようにしよう」と正直に伝えてみるとよいかもしれません。それでも日本語で話しかけてくるクラスメイトとは距離を置くなど、自分を律する覚悟を持っておきましょう。

また、現地では頭の中で考えることや独り言も英語に切り替えてみるとよい訓練になります。例えば、階段を上っているときに、頭の中で"I am going up the stairs."というように、自分の行動を英語で表現してみるのです。「留学中はすべて英語」というルールを徹底して留学すると効果があがります。

分からないことは質問する

日本は「察する文化」と言われ、言葉にしなくても伝わることが美徳とされていますが、海外では通じません。分からないことは「分からない」、納得できないことは「納得できない」と言葉で表現しなければ、相手には伝わらないのです。初めは慣れなくて恥ずかしいかもしれませんが、「分からないことは恥」ではなく、「分からないことを隠すことが恥」であることに気づくはずです。質問は、先生やクラスメイト、ホストファミリーと話すきかっけにもなるので疑問に思うことはどんどんぶつけてみましょう。

積極的に自分から話しかける

上記と同様ですが、待っているだけでは何も始まりません。英語は使ってみて初めて身につくものです。どんな時でも自分から話しかけることをルールにして行動したことで、英語力アップに成功したという先輩もたくさんいますので、留学期間中はいつも以上に積極的なキャラクターで臨んでみてください。

留学に関するよくある質問5つ

最後に、夏休みの短期留学についてよくある質問にお答えします。

Q1.ホームステイと寮はどちらがおすすめ?

A.自分が留学を通してどんな体験をしたいかによって、おすすめは変わります。その国の日常生活を体験したい人やその国の文化や習慣を肌で感じたい人、生の英語に触れながら海外生活をしてみたい人にはホームステイがおすすめです。ホームステイの場合、公共交通機関を使って自分で登下校する必要があり、それも勉強になるでしょう。

一方、同世代の学生と交流を深めたい人は、授業やアクティビティだけでなく寝食をともにできる寮がおすすめです。寮は学校の近くにあることが一般的で、食事をするカフェテリアへも寝泊まりをする宿舎へも授業を受ける教室へも徒歩で移動することができるので安心です。

Q2.英語が苦手でも留学できる?

A.できます。語学学校では英語のレベルによって最初にクラス分けがなされます。全く英語が話せなくてもその人のレベルにあったクラスで授業を受けられるので、英語に自信がなくても心配いりません。ホームステイ先の家庭もさまざまなレベルの学生を受け入れているので、英語が話せない学生への対応も慣れたものです。

大切なのは、英語が今は苦手でも英語力をアップさせたい気持ちを持っていることです。その気持ちがあれば、多少英語力が低くても温かく受け入れられます。

Q3.短期留学でどれくらい語学力が上がる?

A.短期留学の効果は千差万別、人それぞれです。留学前の英語力によっても、その人の性格(積極性)によっても成果は異なります。留学前よりも、「会話の中で単語が聞こえるようになった」とか、「英語を話すことにためらいがなくなった」とか、「気持ちを伝えることができるようになった」というような一定の効果は期待できるでしょう。一方、短期間で映画を字幕なしで聞き取れるようになるなどの急激な英語力の伸びは期待しないほうが良いでしょう。

短期留学で最も大きな効果は、帰国後の英語学習に対するモチベーションが確実に上がることです。英語が好きになり、もっと英語を勉強したいという気持ちになる、これこそが短期で留学する場合の最大の目的であり、最大の効果と言えます。

Q4.滞在先で気を付けることは?

A.ホームステイでも寮でも、滞在するにあたりその場のルールがあります。日本ではあり得ないルールでも、「郷に入っては郷に従え」でそれを受け入れ守ることが大切です。理解できないことを我慢して守るのではなく、理解できないときはきちんと質問して納得できるまで説明をしてもらうことが大切なのです。それこそが異文化を体験し、違いを認めて受け入れるというグローバル社会において必要な姿勢なのです。

Q5.費用はいくら必要?

A.留学する都市や期間によって異なりますが、1週間~4週間の留学で約20~50万円くらいが一般的です。留学の費用には、入学申請料、 滞在手配費、授業料、滞在費、食費、往復の空港送迎費、海外送金手数料、研修手配費が含まれます。別途、航空運賃や海外留学保険などが必要となります。参考までに国別期間別に費用の目安をご紹介します。

2023年7~12月高校生向け短期留学&ホームステイ
1週間
2週間
4週間
アメリカ
317,000円~
453,000円~
634,000円~
カナダ
234,000円~
306,000円~
442,000円~
イギリス
277,000円~
379,000円~
586,000円~
オーストラリア
292,000円~
379,000円~
554,000円~

※上記の料金は留学ジャーナルの短期留学プログラム「2023年7~12月高校生向け短期留学&ホームステイ」を参照

夏休み留学を実現する方法

夏休みに留学をするメリットは、英語力のアップもさることながら異なる考え方や習慣、文化を持つ人たちとの交流によって、違いを知り理解する機会を得られることです。

長期の留学は不安でも、短期間の留学なら挑戦しやすいはずです。将来の可能性を広げるために、ぜひ挑戦してみてください。夏休み留学を経験した高校生からは、英語学習のモチベーションアップにつながった、海外に友達ができた、将来を考えるきっかけになったという感想がたくさん寄せられています。

まずは、留学ジャーナルの留学相談を利用してみてください。経験豊富なプロのカウンセラーが、日程や国、ご予算などに合わせて、プラン作りのお手伝いをいたします。ご希望に合うプランが見つかれば、渡航手続きも可能です。

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EDITOR

留学ジャーナル・マーケティングスタッフ

(株)留学ジャーナルは1971年の創業以来、21万人近い留学生を送り出してきました。50年以上の間で培ったノウハウと、各国の教育機関や大使館などとの強固なネットワークで、最新情報を得ながら、質の高い留学・ワーキングホリデーの情報を発信しています。

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